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日本には四季があり、その時の旬な食材や行事があります。四季の移り変わりとともに日本人は暮らしています。筆者なんかは毎年、秋のおとずれを外に出た時の空気の匂いでしみじみと感じたりしますね。
さて近隣の国々では比較的に日本と同じような気候となるため、日本の四季のようなものがありますが、実は世界的に見れば日本のような四季の移り変わりというのはなかなか珍しいことです。
アメリカ合衆国などの東西南北に広大な国へ行けば、場所によって全く季節感が異なります。大雪に見舞われることもあるニューヨーク、年中温暖で晴天が多いカリフォルニア、砂漠のような気候で乾燥し、昼夜の寒暖差の大きいラスベガスなどなど、なかなか日本のように一口に季節は語れません。
また例えばヨーロッパのイギリスでも、四季はあるのですが、日本のような移り変わりとは異なります。
イギリスの国の気候を表すときにしばしば、four seasons in one day(一日の中に四季がある)という表現が用いられることがあります。これは、一日の中に寒暖の差や晴雨があり、それらが一日の時間帯によってころころと目まぐるしく変わることがあるということです。
また日照時間の長さにより、人間の生活がある程度規定されるというような事もありますよね。
例えば日照時間が特に短いといわれる北欧の国々やロシアなどは、日照時間が日本に比べて短いです。家の中で生活することが多く、その中でも充分に楽しむことが生活の知恵として培われ、北欧などは今では世界的に家具が有名になっています。またドストエフスキー、トルストイ、チェーホフといった偉大な作家を生み出したロシア文学にはおうち時間を楽しむといった背景があったのかもしれませんね。
今から四十年ほど前、ぶらさがり健康器というのが一時大流行しました。昭和時代の一つの風景と言っていいほど流行りました。おうちで手軽に行えるというのがヒットした理由の一つでもありました。
筆者の幼少時はその流行の少し後であり、例えば小学校のころに友達の家に遊びに行くと、そのぶらさがり健康器がいろいろな友達の家にありました。しかし当時の流行から数年が経ち、そのころには洗濯物干しや荷掛け専用バーとなってしまったものをよく見かけました。
おうちでできる健康器具というものは、次々と流行しては鎮静し、また次の新しい器具が流行るという事が繰り返されているような気もします。健康という概念そのものは恒常的なもののはずなのに、その器具となると一転、流行の波が激しいというのはいささか不思議なことでもあります。
なかなか自宅でのエクササイズが続かない原因は、自宅での選択肢の多さにもあると思われます。自宅は人が生活するうえで様々な行動がしやすいように、手に届く範囲にあらゆるものが配置されております。というか、そもそも便利な生活とはそういうものでもあります。自宅でエクササイズをする、という選択肢は自宅で過ごす余暇時間の行動の、あくまでも一つの選択肢となってしまいます。
一方、そういった選択肢が無い公園などは少し違います。例えば実際に筆者の自宅近くの公園では、毎日同じ時間にご年配の方が散歩がてらにやって来て、健康遊具を使って同じエクササイズやトレーニングメニューに励んでいます。ルーティンとなっていますね。前回にも述べましたが公園は近年、子どもだけでなく比較的いろんな年齢層の方が利用されます。そして今の健康遊具は、子ども用と大人用のもので作り分けられており、細かいものでは年齢も細かく分けられている遊具が増えてきました。
考えてみれば公園を訪れ、健康遊具に触れる機会が特に少ないのは会社勤めの壮年世代ではないでしょうか。働き盛りで健康には一層気を付けるべき世代であります。
さて次回は主に使用される健康遊具、これをオフィス環境でも使用し、従業員の心身の健全化を図るというご提案をしたいと思います。
2024.10.23
2024.06.06
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2022.02.15
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